どうせ受からない…全く勉強できなかった現役時代
中学の時は、高校受験の2ヶ月半前の時点では偏差値が15足りない状況から、猛勉強の結果、志望していた県内ではトップの進学校に合格することができました。
高校に行ってからは、あまり勉強をしなくなり、成績はたいてい後ろの方。
部活が楽しく、課題もほとんどやらなかったため、成績は低いままでした。
しかし、高校受験の成功体験がある僕は、勉強すればすぐ成績が上がるだろうと思い、その時の成績では受かるはずもない京都大学を志望していました。
そんな日々が高3の5月ごろ、部活を引退するまで続きました。
それから僕は、やっと受験勉強をスタートしました。
しかし、勉強習慣がなかった僕は、高校受験の時のようには、すぐに本気で勉強することはできず、そんな自分を責めるようになりました。
完璧主義な性格もあり、休日に少し寝坊すると、やる気がなくなり、その日はまったく勉強しないことも・・・。
そんなことで成績は上がるはずもなく、自分の理想と現実の差がどんどん大きくなって、自分を責めて勉強しないという悪循環にはまっていきます。
そんな時も、プライドが高い僕は、先生や家族、友達の前でさえ見栄を張り、相談することは一度もありませんでした。
そんな状況が続き、センター試験を受けました。
いつも8割以上取れていた英語で、本番に焦って130点代を取り、合計73%と、散々な結果でした。
ですが、京大に強い憧れを抱いていたため、浪人覚悟で京大を受験し、他は一つも受験しないことを決めました。
しかし、それから二次試験までの間、僕はほとんど勉強することができませんでした。
勉強机に座って勉強を始めようとすると、自分で決めたくせに、「絶対受かるはずないよ…」という気持ちが出てきて、すぐ携帯を触ってしまっていたからです。
結果は不合格。
夏に受けた京大オープンより低い点数でした。
結果を見たとき、まったく何の感情も湧いてこず。
落ちたのに悔しくないことが、悔しく感じました。
決め手は、「環境、勉強法、美味しいごはん」
京大に落ちた後も、僕は未だに「勉強したら成績は上がる！」と考えていました。
授業が好きではなかったので、自習中心で、勉強のための環境が整っている塾がいいなと考えていました。
現役の時は塾に通っていなかったため、その時から、情報を集めるために勉強系のYouTubeを観ていて、柏村先生が京大対策の参考書を説明している動画を見つけました。
その動画を観て、これなら成績が上がる気がしました。
また、ごはんが毎日用意されていたり、声を出して勉強できる場所があったり・・・
ここなら一年間やり通せるかもしれない。
そう思い、入塾を決意しました。
環境に応援されてポジティブな自分へ
ミスターステップアップには、声を出して勉強できる場所があり、最初の頃は、基本知識など覚えることが多いため、声を出しながら勉強することで、それまでより格段に速いペースで暗記することができました。
また、毎日のごはんがめちゃくちゃおいしかったので、落ち込んだときや、やる気が出ないときでも、ごはんを食べると、もうちょっと頑張ってみようと思うことができました。
どうおいしいかを説明しても、僕の乏しい文章力では伝わらないと思うので、ぜひ一度食べに来てほしいです。
そして、塾の講師やスタッフには、とてもお世話になりました。
時には夜中の2時や3時まで話をしてくれることがあったり、塾生のためを考えてくれて、とても感謝しているし、とても有り難かったです。
以前は、まったく誰にも相談することができなかった僕でも、初めは身近な大学生のスタッフから、徐々に講師の先生にも相談できるようになりました。
自習室は綺麗で、とても集中することができました。
また、直前期は同じ部屋の塾生と話すことはほとんどなかったのに、一体感みたいなものを感じて、合格に向けて努力する同志のように思っていました。
そう思える環境があったし、受験のためのマインドセットを教えてもらううちに、ポジティブな思考になれたからかなと思います。
塾で過ごすうちに、心を開けるように
僕は、ミスターステップアップに来るまで疑い深い性格であり、周りの人にあまり心を開けずにいました。
しかし、一年間ずっと塾の講師の方々やスタッフの人が無条件に僕のことを信じて応援してくれ、色んな話をしたり、相談することを通して、徐々に心を開けるようになり、最後には、100%信じきることができました。
それは確実に受験で戦う力となり、ここまでやり切れたのだと思います。
成長したい受験生におススメ！
ミスターステップアップは、正直、受験生全員におすすめしたい塾ですが、「この受験を通して自分を成長させたい！」と考えている人には、特におすすめです。
その気持ちさえあれば、ここなら周りの人がサポートしてくれるので、確実に勉強面でも、人間としても、成長できると思います。
完璧な一年間ではなかったし、苦しいことも多かったですが、とても充実した幸せな一年でした。ありがとうございました。
