勉強だけでは合格できない、大切なのは「受験生としてのあり方」
私は小さな頃から将来の夢というものを持っていませんでした。
ただなんとなく中学、高校と進学し、将来を考えることから逃げるように勉強を利用している日々を送ってきました。
良い大学に合格するためという動機は、その頃の勉強のやる気をあげるには十分なものでした。
高2の時に偶然、『限界突破勉強法』、『大逆転勉強法』を読んで、
受験勉強のやり方だけではなく、受験生としてのあり方が大切だという話や、
塾で話を聞くうちに精神的に成長できたという話があり、
この塾に通えば自分も何か変われるのではないか
という想いを抱くようになっていました。
現役も一浪の時も上手くいかず、二浪目が決定した時に、ただ勉強を続けて大学に進学するのではなく、将来を見据えて大学、学部を選ばねばならないと考えさせられました。
だから、もう一年やるなら、ミスターステップアップで自分を変えなければ、一生後悔すると思ったため、入塾することを決めたのです。
「誰かのための勉強だから」、どんな時も前を向き続けられた
限界突破生として入塾しましたが、このコースでは自分のためにではなく、世のため人のために生きるよう、勉強するよう指導をしてもらいました。
そうした指導を受け、先生やスタッフ、たくさんの大人の方々から毎日話を聞いているうちに、自分にとっての世のため人のためを思った生き方とは何なのか、を考えるようになっていきました。
そして、夏頃には目の前の人を幸せにするために生きたいと心の底から思えるようになり、初めて人生の目標を持つことができたのです。
そして目標を持てるようになってからは、本当にブレにくくなりました。
以前は、模試や大学の結果だけで今までの自分を否定したり、信じられなくなったりしていました。
それが、上手くいかなかったり、モチベーションが下がったり、気分が落ち込んでも、人を幸せにしている将来の自分なら、こんなところで立ち止まるはずがない、と気持ちを引き締めて走り続けることができるようになりました。
もちろん、全てが上手くいったわけではありません。
自分の嫌な部分や納得の出来ないこと、諦めなけばならないことなどを、先生や塾に関わってくださる大人の人たちに相談しては泣いたりすることもありました。
ですが、受験が終わり一年間を振り返ってみると、人として本当に成長できたと思っています。
一年間大切にしてくれて本当にありがとうございました。